The Professional Drummer Tetsu/D’ERLANGER 〜密着!プロドラマーの現在・過去・未来〜

The Professional Drummer Tetsu/D’ERLANGER 〜密着!プロドラマーの現在・過去・未来〜

この動画企画は、現役のプロドラマーの現場に密着し、またインタビューで生い立ちや考え方を語っていただき、プロフェッショナル・ドラマーの現在、過去、未来に迫るものです。
動画を観て、ドラムに興味を持ってもらったり、プロを目指している若いドラマーのみなさんの参考になったりしてもらえたら幸いです。

今回フィーチャーするのは、Tetsuさん/D’ERLANGERです。

00:00 イントロダクション
01:37 インタビュー 現在① キャンプについて
03:54 インタビュー 現在② 釣りについて
06:55 インタビュー 現在③ @ Shibuya Veats〜現在の活動について
08:46 インタビュー 現在④ アメリカについて
10:28 ライブ @SUPER NOVA KAWASAKI
13:15 インタビュー 現在⑤ ヒーロー&Chad Smithについて
15:45 ドラム会
17:52 インタビュー 現在⑥ ドラマーの仲間について
20:34 インタビュー 現在⑦ 後輩とスタッフについて
24:09 ドラムテクニシャン 高田豊郎氏インタビュー
26:18 リハーサル
28:40 インタビュー 過去① ドラムを始めた頃〜D’ERLANGER再結成まで
45:15 ライブ @EX THEATER
47:29 インタビュー 過去② 社長就任〜ヤガミ・トール氏について
51:41 ドラムソロ
55:26 Tribute to Masaru Omura〜大村智幸氏インタビュー
1:00:20 インタビュー 未来〜エンディング

Tetsu
D’ERLANGER : Drummer
https://www.derlanger.jp
GREATZ UPPER : Designer

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Special Thanks to
Katsuhisa Kawakita/Warner Music Japan
Kenji Harada/Hibino Corporation hibino sound Div.
Toshiyuki Shirakawa/Hibino Corporation hibino sound Div.

⚫︎撮影&編集後記

Tetsuさんに僕が初めて会ったのは、調べてみると2002年6月21日、渋谷O-EASTのCRAZEのライブ『THE GREAT FAR EAST TRENDKILL』、その終演後でした。ドラムメーカーの開発スタッフとして、当時のアーティスト担当の先輩に連れられて行ったのですが、Tetsuさんのライブでの圧倒的な存在感を見た直後だったので、ちょっとドキドキしながらドラムペダルの話をしたのをよく覚えています。それから、もう23年も経つとは驚きです。

その後、ちょくちょくライブにお邪魔したり、逆にTetsuさんが来社した時にたまに会ってはいたものの、二人の距離が近くなったのは、日本国内よりもアメリカやドイツでご一緒した時だったと思います。世界最大級の楽器ショーであるアメリカのNAMMショーや、ドイツのフランクフルト・メッセで、僕経由でTetsuさんのバッジ/パスやホテルを手配することが徐々に増えて、現地では一緒にインターナショナルなパーティーに参加したり、海外の大物アーティストに会ったり、ショー期間ならではの豪華なライブに行ったりと、思い出深い時間を過ごさせていただきました。ホテルに戻ってからはロビーで夜中まで、音楽のこと、楽器のこと、業界のことをたくさん語り明かしました。

コロナ禍になり、海外で会うことが無くなっても、定期的に電話で近況報告をしていました。そんなある日、Tetsuさんから話の流れで、実は最近ある熱狂的なファンの方が重病だと知って自分で車を運転して会って励ましてきたんだ、と聞きました。それからしばらく経って、残念ながら亡くなってしまってお墓参りに行ってきたと、とても悲しそうに、それでいてTetsuさん自身は普通のことのように話すのを聞いて、このことはいつか僕が世の中に伝えないといけない、という使命感が湧き上がってきました。

それから僕自身の撮影のスキルも上がり、満を持して撮影を始めたものの、撮っているうちに、あれもこれも、と欲が出てきて、撮影期間は約一年と長期に及びました。でもその都度、僕からの希望をTetsuさんに伝えると、じゃあこの日に撮って、と社長決裁でビシビシと話が決まっていくのは、さすがでした。ちなみに、キャンプの撮影ではその前に天気が悪くても撮影日は快晴になるし、釣りの撮影ではカメラを向けたらすぐに釣れる・・・やはりTetsuさんは持っています(笑)

動画の中で、信頼する先輩にこれまでたくさん教えてもらった、とTetsuさんも言っていますが、僕が会社員から将来的に映像で独立したいという話をした時に、同じように親身になってアドバイスをしてくれました。本当に感謝しかありません。

ドラマーの半生に、ここまで踏み込ませてもらった映像作品は、なかなかないと思っています。Tetsu/菊地哲という、でっかい人間をこの映像を通じて感じてもらえたら、この上ない幸せです。

by ARTISAN

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